危険な経済指標【2025年7月】

FX自動売買を運用する際、特に注意すべきなのが「重要な経済指標の発表」です。FX自動売買では 急激な価格変動(急騰・急落)に対応できないリスク があります。指標発表の前には、しっかりとスケジュールを確認しておくことが重要です。


危険で重要な経済指標(ドル円)

■運用想定

取引通貨:ドル円
・EALot設定:0.01Lot
・EA時間設定:1分(EAの仕様による)
運用資金:10万円
・証拠金:30万以上
※10万からでも運用できますが、リスクを抑える為に30万以上が望ましい

■トランプ関税

7月9日:日米関税交渉「相互関税」一時停止期限

■政策金利

・7月24日:欧)ECB理事会(5回目)
・7月30日:米)FOMC(5回目)
・7月31日:日)BOJ日銀金融政策決定会合(5回目)

■主要国の休場日■

・7月1日:香港)特別行政区設立記念日
・7月1日:カナダ)建国記念日
・7月4日:米)独立記念日
・7月21日:日)海の日

日付発表指標重要度
07月01日(火)月初★★☆☆☆
07月02日(水)21:15 米)ADP雇用統計★★★★★
07月03日(木)21:30 米)雇用統計★★★★★
07月04日(金)指標明け、週末、五十日(5日)★★★☆☆
07月07日(月)週明け★★★★★
07月10日(木)五十日(10日)★☆☆☆☆
07月11日(金)週末★☆☆☆☆
07月14日(月)週明け★☆☆☆☆
07月15日(火)21:30 米)消費者物価指数
五十日(15日)
★★★☆☆
07月16日(水)指標明け★★★★★
07月18日(金)週末★★★☆☆
07月21日(月)週明け、五十日(20日)★☆☆☆☆
07月25日(金)週末、五十日(25日)★★★☆☆
07月28日(月)週明け★★☆☆
07月30日(水)21:15 米)ADP雇用統計
27:00 米)FOMC【第5回】
五十日(30日)
★★★★★
07月31日(木)指標明け、月末★★★★★

急激な価格変動に注意!ロスカットのリスクを回避するために

政策金利の発表や雇用統計、消費者物価指数(CPI)などの重要な経済指標の発表時や、五十日、月末月初、週末・週初めには、相場が急激に変動する可能性が高くなります。

このようなタイミングでは、価格が大きく上下し、一時的に運用資金の3倍以上の含み損を抱えることもあります。証拠金に余裕がない状態で取引していると、わずか数分でロスカット(強制決済)される危険性があるため、資金管理には十分注意しましょう。

五十日(ごとうび)とは、毎月5日、10日、15日、20日、25日、30日のように5と10の付く日を指します。 五十日は企業の資金決済が多く、実需のドル買い需要が高まるとされ、短期的なドル高トレンドが発生しやすくなります。

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