危険な経済指標【2025年6月】

FX自動売買を運用する際、特に注意すべきなのが「重要な経済指標の発表」です。FX自動売買では 急激な価格変動(急騰・急落)に対応できないリスク があります。指標発表の前には、しっかりとスケジュールを確認しておくことが重要です。


危険で重要な経済指標(ドル円)

■運用想定

取引通貨:ドル円
・EALot設定:0.01Lot
・EA時間設定:1分(EAの仕様による)
運用資金:10万円
・証拠金:30万以上
※10万からでも運用できますが、リスクを抑える為に30万以上が望ましい

■主要国の休場日■

日付発表指標重要度
06月02日(月)・・・月初め、週明け★★☆☆
06月04日(水)21:15 米)ADP雇用統計★★★★★
06月05日(木)・・・五十日(5日)★★★★★
06月06日(金)21:30 米)雇用統計
・・・週末
★★★★★
06月09日(月)・・・指標明け、週明け★★★★★
06月10日(火)・・・五十日(10日)★☆☆☆☆
06月11日(水)21:30 米)消費者物価指数★★★★★
06月12日(木)21:30 米)生産者物価指数
・・・指標明け
★★★☆☆
06月13日(金)・・・週末★★★☆☆
06月16日(月)・・・週明け、五十日(15日)★★★☆☆
06月20日(金)・・・週末、五十日(20日)★☆☆☆☆
06月23日(月)・・・週明け★☆☆☆☆
06月25日(水)・・・五十日(25日)★★★☆☆
06月27日(金)・・・週末★★★☆☆
06月30日(月)・・・月末、五十日(30日)★★★☆☆

急激な価格変動に注意!ロスカットのリスクを回避するために

政策金利の発表や雇用統計、消費者物価指数(CPI)などの重要な経済指標の発表時や、五十日、月末月初、週末・週初めには、相場が急激に変動する可能性が高くなります。

このようなタイミングでは、価格が大きく上下し、一時的に運用資金の3倍以上の含み損を抱えることもあります。証拠金に余裕がない状態で取引していると、わずか数分でロスカット(強制決済)される危険性があるため、資金管理には十分注意しましょう。

五十日(ごとうび)とは、毎月5日、10日、15日、20日、25日、30日のように5と10の付く日を指します。 五十日は企業の資金決済が多く、実需のドル買い需要が高まるとされ、短期的なドル高トレンドが発生しやすくなります。