危険な経済指標【2025年5月】

FX自動売買を運用する際、特に注意すべきなのが「重要な経済指標の発表」です。FX自動売買では 急激な価格変動(急騰・急落)に対応できないリスク があります。指標発表の前には、しっかりとスケジュールを確認しておくことが重要です。


■運用想定

取引通貨:ドル円
・EALot設定:0.01Lot
・EA時間設定:1分(EAの仕様による)
運用資金:10万円
・証拠金:30万以上
※10万からでも運用できますが、リスクを抑える為に30万以上が望ましい

■トランプ関税

5月1日:日米関税交渉(2回目)
5月10-12日:米中関税協議
5月23日:日米関税交渉(3回目)

■政策金利

・5月1日:日)BOJ政策金利
・5月7日:米)FOMC政策金利(3回目)

■主要国の休場日■

5月3日~6日日本はGW
5月26日米国は戦没将兵追悼記念日
・5月26日:英国はスプリング・バンク・ホリデー

■経済指標

日付発表指標重要度
5月01日(木)12:00 日)BOJ政策金利
・・・月初め
★★☆☆
5月02日(金)21:30 米)雇用統計★★★★★
5月05日(月)・・・指標明け、五十日(5日)★★★☆☆
5月07日(水)27:00 米)FOMC政策金利★★★★★
5月08日(木)・・・指標明け★★★☆☆
5月09日(金)・・・五十日(10日)★☆☆☆☆
5月11日(日)米中関税協議★★★★★
5月12日(月)・・・米中関税協議明け★★★★★
5月13日(火)21:30 米)消費者物価指数★★★★★
5月14日(火)・・・指標明け★★★☆☆
5月15日(木)・・・五十日(15日)★★★☆☆
5月20日(火)・・・五十日(20日)★☆☆☆☆
5月23日(金)日米関税交渉(3回目)★★★☆☆
5月26日(月)・・・五十日(25日)★★☆☆
5月30日(金)21:30 米)PCEデフレーター
・・・月週末、五十日(30日)
★★★☆☆

■急激な価格変動に注意!

ロスカットのリスクを回避するために

政策金利の発表や雇用統計、消費者物価指数(CPI)などの重要な経済指標の発表時や、五十日、月末月初、週末・週初めには、相場が急激に変動する可能性が高くなります。

このようなタイミングでは、価格が大きく上下し、一時的に運用資金の3倍以上の含み損を抱えることもあります。証拠金に余裕がない状態で取引していると、わずか数分でロスカット(強制決済)される危険性があるため、資金管理には十分注意しましょう。

五十日(ごとうび)とは、毎月5日、10日、15日、20日、25日、30日のように5と10の付く日を指します。 五十日は企業の資金決済が多く、実需のドル買い需要が高まるとされ、短期的なドル高トレンドが発生しやすくなります。