危険な経済指標【2025年4月】

FX自動売買を運用する際、特に注意すべきなのが「重要な経済指標の発表」です。FX自動売買では 急激な価格変動(急騰・急落)に対応できないリスク があります。指標発表の前には、しっかりとスケジュールを確認しておくことが重要です。


■運用想定

取引通貨:ドル円
・EALot設定:0.01Lot
・EA時間設定:1分(EAの仕様による)
運用資金:10万円
・証拠金:30万以上
※10万からでも運用できますが、リスクを抑える為に30万以上が望ましい。理想は120万以上。


■トランプ関税

・4月2日:トランプ米大統領が相互関税の詳細を公表&発動
・4月3日:トランプ米大統領が輸入自動車に25%の追加関税を発動
4月17日:日米関税交渉(1回目)

■主要国の休場日

4月18日グッドフライデーで日本以外の多くは休場
4月29日日本は祝日

■経済指標

日付経済指標重要度
4月01日(火) ・・・月初★★☆☆☆
4月02日(水) 21:15 米)ADP雇用統計★★★★★
4月04日(金)21:30 米)雇用統計
・・・五十日 、週末
★★★★★
4月10日(木) 21:30 米)消費者物価指数
・・・五十日(10日)
★★★★★
4月11日(金)21:30 米)生産者物価指数
・・・指標明け、週末
☆☆☆
4月15日(火)・・・五十日(15日)★★☆☆
4月18日(金)・・・グッドフライデー☆☆☆☆☆
4月21日(月)・・・五十日(20日)★☆☆☆☆
4月25日(金)・・・五十日(25日)、週末★★★☆☆
4月29日(火)・・・月末★★★☆☆
4月30日(水) 21:15 米)ADP雇用統計
・・・五十日、月末
★★★★★

■ 急激な価格変動に注意!

ロスカットのリスクを回避するために!!

政策金利の発表や雇用統計、消費者物価指数(CPI)などの重要な経済指標の発表時や、五十日、月末月初、週末・週初めには、相場が急激に変動する可能性が高くなります。

このようなタイミングでは、価格が大きく上下し、一時的に運用資金の3倍以上の含み損を抱えることもあります。証拠金に余裕がない状態で取引していると、わずか数分でロスカット(強制決済)される危険性があるため、資金管理には十分注意しましょう。

五十日(ごとうび)とは、毎月5日、10日、15日、20日、25日、30日のように5と10の付く日を指します。 五十日は企業の資金決済が多く、実需のドル買い需要が高まるとされ、短期的なドル高トレンドが発生しやすくなります。