危険な経済指標【2025年3月】

FX自動売買を運用する際、特に注意すべきなのが「重要な経済指標の発表」です。FX自動売買では 急激な価格変動(急騰・急落)に対応できないリスク があります。指標発表の前には、しっかりとスケジュールを確認しておくことが重要です。


■運用想定

取引通貨:ドル円
・EALot設定:0.01Lot
・EA時間設定:1分(EAの仕様による)
運用資金:10万円
・証拠金:30万以上
※10万からでも運用できますが、リスクを抑える為に30万以上が望ましい

■政策金利■

3月6日欧)ECB政策金利
3月19日米)FOMC政策金利 第2回
3月20日英)BOE政策金利

■主要国の休場日■

3月20日:日本は祝日

■経済指標

日付発表指標重要度
3月03日(月)・・・月初め★★☆☆☆
3月05日(水)22:15 米)ADP雇用統計
・・・五十日(5日)
★★★★★
3月06日(木)22:15 欧)ECB政策金利★☆☆☆☆
3月07日(金)22:30 米)雇用統計
・・・週末
★★★★★
3月10日(月)・・・指標明け、五十日(10日)★★★☆☆
3月12日(水)22:30 米)消費者物価指数★★★★★
3月13日(木)22:30 米)生産者物価指数
・・・指標明け
★★★☆☆
3月14日(金)・・・週末、五十日(15日)★★★☆☆
3月17日(月)・・・週明け★☆☆☆☆
3月19日(水)27:00 米)FOMC政策金利★★★★★
3月20日(木)21:00 英)BOE政策金利
・・・五十日(20日)
★☆☆☆☆
3月21日(金)週末☆☆☆
3月24日(月)週明け★☆☆☆☆
3月25日(火)・・・五十日(25日)★★★☆☆
3月28日(金)週末☆☆☆
3月31日(月)・・・月末、五十日(30日)☆☆☆

急激な価格変動に注意!

ロスカットのリスクを回避するために

政策金利の発表や雇用統計、消費者物価指数(CPI)などの重要な経済指標の発表時や、五十日、月末月初、週末・週初めには、相場が急激に変動する可能性が高くなります。

このようなタイミングでは、価格が大きく上下し、一時的に運用資金の3倍以上の含み損を抱えることもあります。証拠金に余裕がない状態で取引していると、わずか数分でロスカット(強制決済)される危険性があるため、資金管理には十分注意しましょう。

五十日(ごとうび)とは、毎月5日、10日、15日、20日、25日、30日のように5と10の付く日を指します。 五十日は企業の資金決済が多く、実需のドル買い需要が高まるとされ、短期的なドル高トレンドが発生しやすくなります。