危険な経済指標【2025年1月】

FX自動売買を運用する際、特に注意すべきなのが「重要な経済指標の発表」です。FX自動売買では 急激な価格変動(急騰・急落)に対応できないリスク があります。指標発表の前には、しっかりとスケジュールを確認しておくことが重要です。


■運用想定

取引通貨:ドル円
・EALot設定:0.01Lot
・EA時間設定:1分(EAの仕様による)
運用資金:10万円
・証拠金:30万以上
※10万からでも運用できますが、リスクを抑える為に30万以上が望ましい

■トランプ関税

1月20日米)大統領就任式

■政策金利

・1月24日:日)BOJ政策金利
1月29日米)FOMC政策金利第1回
・1月31日:欧)ECB政策金利

■主要国の休場日■

1月1日~5日:日本は正月
1月13日日本は祝日
1月20日米国は祝日(キング牧師記念日)
1月28日~2月4日中国は祝日(春節)
1月29日~1月31日香港は祝日(春節)

■経済指標

日付発表指標重要度
1月06日(月)・・・新年明け★★☆☆
1月08日(水)22:15 米)ADP雇用統計★★★★★
1月10日(金)22:30 米)雇用統計
・・・週末、五十日(10日)
★★★★★
1月13日(月)・・・週明け、日本は祝日★★★☆☆
1月14日(火)22:30 米)生産者物価指数☆☆
1月15日(水)22:30 米)消費者物価指数
・・・五十日(15日)
★★★★★
1月20日(月)25:30 米)大統領就任式
26:00 米)大統領就任演説
・・・指標明け、五十日(20日)
★★☆☆
1月21日(火)・・・米)大統領就任式明け★★★★★
1月24日(金)12:00 日)BOJ政策金利
・・・五十日(24日)
★★★☆☆
1月29日(水)28:00 米)FOMC政策金利★★★★★
1月30日(木)22:15 欧)ECB政策金利
・・・五十日(30日)
★★☆☆
1月31日(金)・・・月週末★★☆☆

急激な価格変動に注意!

ロスカットのリスクを回避するために

政策金利の発表や雇用統計、消費者物価指数(CPI)などの重要な経済指標の発表時や、五十日、月末月初、週末・週初めには、相場が急激に変動する可能性が高くなります。

このようなタイミングでは、価格が大きく上下し、一時的に運用資金の3倍以上の含み損を抱えることもあります。証拠金に余裕がない状態で取引していると、わずか数分でロスカット(強制決済)される危険性があるため、資金管理には十分注意しましょう。

五十日(ごとうび)とは、毎月5日、10日、15日、20日、25日、30日のように5と10の付く日を指します。 五十日は企業の資金決済が多く、実需のドル買い需要が高まるとされ、短期的なドル高トレンドが発生しやすくなります。